portabilityだかavailabilityだか

どういう用語が当てはまるかは分からないんだけど、『データの持ち運び易さ』みたいな事は大事だなと。

各ウェブサービスの機能を集約させて、1つのパーソナライズされた環境を作るとする。このとき、APIが用意されているサービスでないと集約対象になり得ない。蓄積していったデータを使い回したいという欲求は当然で、利用しているサービスでは目的に沿ったデータ利用が出来ない場合は別サービスの利用を検討する。このとき、データだけを別サービスで再利用するなら問題は無いけど、乗り換えまで視野に入れられると危険。

乗り換えを防ぐ方法として、データ再利用を推奨するという事が挙げられる。あまりにも露骨に別サービスに依存するような事は避けるべきだけど、前向きでユーザーに更なる価値を提供するという姿勢なら認められると思う。1つのサービス内で完結できればそれは理想的だけど、現実的に考えると難しい。作り込み具合もだけど、何よりユーザー要求に対するスピーディな応対がより求められる現状で、あれもこれもと手を出す事は自殺行為に等しい。スーパーな人たちが集まっているならいいけど、結局は中途半端に終わる気がする。それなら、ある限定的な分野に絞ってサービスを提供して、その分野ではどこにも負けない上質のデータを大量に保有するような状態を目指した方が得る物は多かったりしそう。

実際、ユーザーとしては1つの『環境』で作業が完結できればいいのであって、1つの『サービス』である事にこだわる訳じゃない。各サービス提供元も、データさえ保有できるのであればその使われ方は大きな問題にはならない。APIを公開する事でウェブサーバの負担は大きくなるかもしれないけど、もしデータをユーザーが自由に再利用する事で色々な価値を生み出し自分たちの利益にも繋がると思うなら、是非公開すべき。

機能を各サービスを集約する事で実装する際のメリットは、インターフェース作りに専念できる事もある。機能要求はサービス提供側に対応してもらい、環境提供元はユーザーの利便性を追求する事に専念できる。各サービス提供元がそれぞれ得意分野に関する要求を捌く事に専念できれば、当然開発効率は良くなる。コスト負担が大きいのは結局『運用面』な訳だから、ノウハウが十分にある事に専念できる事の効果は大きい。

ユーザー側からのしょんべん臭い理想論かもしれない。多分そう。それでも、データ保有量を第一に考えるとすれば、囲い込みとかのバランスとか線引きってのはしっかりと考えないといけない気がする。ウェブサービスは比較的参入が簡単な分野だから、あまりにも欲を出しすぎると手痛いしっぺ返しを受ける。

と、まあ頭に浮かんだ言葉をまとめてみるために、無理矢理ひねり出してみた意見。

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このページは、koshigoeが2005年11月 9日 21:55に書いたブログ記事です。

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